受診について

もしかして「アイザックス症候群」かも? 筋肉のけいれんや硬直など アイザックス症候群で起こる症状があるけど… どの病院へ受診したらいいの?

など、お悩みを多数お問い合わせ頂いております。

基本的には、神経内科を受診することをお勧めしております。

ご相談者さんのお住まい付近の神経内科はどちらか?

どちらの病院でアイザックス症候群を診断して頂けるのか?

ひとりの患者さんが良いと思う病院でも他の患者さんには合わないという事がございますので、りんごの会ではご紹介が難しく

ご自身に合う主治医、病院を見つけることが大切です。

まずはアイザックス症候群を診断して頂ける先生に出会う事が治療の第一歩です。

神経内科の先生でも、特に「筋電図・神経伝導分野」に長ける先生がいらっしゃる病院を受診しましょう。


日本臨床神経生理学会

「専門医・専門技術師一覧」よりご自身のお住まいの地域で検索する事が出来ます。

筋電図・神経伝導分野は「Mマーク」が付いていらっしゃる先生ですので、病院を選ぶ際ぜひ参考にして下さいね。

日本神経免疫学会の神経免疫診療認定医リスト

神経免疫疾患の診療に資する十分な知識と経験を有する優れた先生が、認定医です。

詳細はこちら

りんごの会 会員Aさんの検査結果一例

Aさん(30代)がアイザックス症候群と診断された際の、末梢神経伝導検査と筋電図検査の結果を、患者ご本人さんと通院されている病院の許可を頂いて掲載しております。

※こちらの症状はAさんの検査結果ですので、全ての患者さんに当てはまるものではございません。ほんの一例としてご参考にして下さい。

​Aさんの末梢神経伝導検査 結果 (一例)
末梢神経伝導検査とは ​末梢神経を電気的に興奮させることにより、その反応を筋肉や神経から記録し、末梢神経の機能を評価する検査。
末梢神経伝導検査の結果
Aさんの針筋電図 検査 (一例)
Aさんは​入院時の針筋電図検査にて、安静時にいくつもの放電の波形を確認されました。 針筋電図とは 筋肉に直接針を刺し、筋肉の電位を観測する検査方法。運動神経に起因する病態(神経原性変化)か、筋自体に起因(筋原性変化)するかを判定するための検査。
針筋電図検査の結果


Aさんの診察の詳細については、患者会について欄

会報 H30年発行 第5号 をご参照下さい。

難病指定医について

診察券
車椅子

アイザックス症候群は指定難病です。

すべての患者さんが医療費助成の対象になるわけではありませんが、診断基準を満たし、以下に該当する方は特定医療費の支給対象となります。

症状の程度が「重症度分類」の基準を満たすもの

「軽症高額」に該当するもの

要件を満たすと特定医療費(指定難病)受給者証を取得出来ますが、自ら申請しなければ交付されませんので、ご注意ください。

それには、難病指定医に「臨床調査個人票」を依頼・作成して頂き、申請窓口に必要書類(※)を添えて提出する必要があります。

主治医が必ずしも難病指定医であると限りません。

ご依頼の際はご注意ください。 

お住まいの地域の「難病指定医」は難病情報センターの都道府県・指定都市別「難病指定医」一覧
から調べることができます。
 

 (※)提出書類は都道府県で異なる場合がございますので、詳しくは最寄りの申請窓口にお問い合わせください。